高砂熱学工業の代表取締役社長、小島和人さんが注目を集めています。
27歳という若さで現場長を務め、その後社長にまで上り詰めた小島和人さんの経歴は、多くのビジネスパーソンの関心を抱いています。
さらに、宇宙ビジネスへの参入など、従来の空調設備業界の枠を超えた挑戦を続けている小島和人さんのリーダーシップに、多くの人が注目しています。
さらに社員の年収がやばい!と評判になっているので詳しくお伝えします。
小島和人(高砂熱学工業)のWikiプロフィール!学歴や年齢は?
【トップに聞く】高砂熱学工業の小島和人社長が出演!今後の戦略を聞く。視聴は→https://t.co/ysYtHgheqa pic.twitter.com/GkeVpvQxXd
— 日経CNBC (@NIKKEI_CNBC) December 15, 2021
小島和人さんのプロフィールは以下の通りです
- 氏名:小島和人(こじまかずひと)
- 生年月日:1961年9月6日
- 年齢:63歳(2025年3月現在)
- 出身地:愛媛県
- 学歴:
- 愛媛県立南宇和高等学校卒業
- 山梨大学工学部 卒業(1984年)
- 現職:高砂熱学工業株式会社 代表取締役社長 社長執行役員
- 座右の銘:遠くはかる者は富み、近くはかる者は貧す(二宮尊徳)
- 尊敬する人物:松下幸之助
小島和人さんは、美しい自然に囲まれた場所で生まれ、環境への関心が高かったことが、環境技術を扱う高砂熱学工業でのキャリアにつながった可能性があります。
1984年に山梨大学工学部を卒業し、1923年創業の老舗企業である高砂熱学工業株式会社に入社しました。
高砂熱学工業は空調設備の設計・施工のパイオニアとして知られ、東京ドーム、東京駅、六本木ヒルズ、武道館、国立競技場、東急歌舞伎町タワーなどの有名施設の空調設備を導入しています。
小島和人社長の経歴は?27歳で現場所長で現在は宇宙ビジネスに参加
🎦社長名鑑 新着動画🎦
— 社長名鑑 (@shacho_meikan) July 12, 2024
100年以上にわたり、空調設備事業を軸に成長を続けてきた東証プライム上場企業、高砂熱学工業。
小島和人社長の軌跡と、飽くなきチャレンジ精神の原点に迫る。
動画はこちら👇https://t.co/9EcAOwpuUr #社長名鑑 #高砂熱学工業 #小島和人
小島和人さんの主な経歴は以下の通りです。
- 1984年4月:高砂熱学工業株式会社 入社
- 約27歳頃:現場長になり実務能力を発揮
- 2015年4月:理事東日本事業本部横浜支店長就任
- 2017年4月:執行役員就任
- 2018年4月:大阪支店長就任
- 2019年4月:経営戦略本部長就任
- 2019年6月:取締役執行役員就任
- 2020年4月:代表取締役社長 COO社長 執行役員 就任
小島和人さんは27歳で現場長になるなど、早くから実務能力を発揮しました。
社長就任後は、カーボンニュートラル事業の推進や宇宙ビジネスへの検討など、前向きな取り組みを打ち出しています。
注目すべきは、2024年1月に完成させた「月面用水電解装置」です。
この装置を使って、月での水素・酸素の生成に挑戦しようとしています。
これは、空調設備業界の枠を大きく超えた挑戦であり、小島和人さんの先見性と挑戦精神を表しています。
小島和人さんは「無いものはみんなで作り、期待以上の価値を提供する」をモットーに、高砂熱学工業を「環境クリエイター」として企業変革しようとしています。
小島和人はタカサゴ・アカデミーで環境クリエイター育成で社員の年収がやばい!
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— NIKKEIリスキリング (@nikkeireskill) November 1, 2023
小島和人さんが2017年に設立した「タカサゴ・アカデミー」は、全社員を対象とした体系的な研修・教育プログラムを実施しています。
この決意は、「環境クリエイター」という新たな人材像の育成を目指しています。
環境クリエイター育成の主な取り組みは
2040年に向けた長期ビジョンを策定し、地球の未来をきりひらくというコンセプトをもとに
社員全員を対象とした体系的な研修・教育プログラムを提供しています。
2030年頃までには女性管理職比率を10%にする目標設定し、外国籍社員の採用も拡大しています。
さらに工学系だけでなく、農学やバイオなど幅広い分野からの採用を拡大することにも取り組むなども積極的です。
働き方改革としても、多様な価値観やライフスタイルを受け入れられる現場づくりや単身赴任者への支援なども強化しています。
これらの取り組みにより、高砂熱学工業の社員の給料が急上昇しています。
2023年3月期の平均年収は約944万円でしたが、2024年3月期には1,029万円に上昇しました。
この数字は、日本の平均年収461万円を大きく上回っていて、業界内外から注目を集めています。
高砂熱学工業の社員の年収
- 2024年3月期:1,029万円(平均年齢:42.2歳)
- 2023年3月期:945万円(平均年齢:42.2歳)
- 2022年3月期:890万円(平均年齢:42.3歳)
- 2021年3月期:819万円(平均年齢:42.0歳)
- 2020年3月期:879万円(平均年齢:42.0歳)
- 2019年3月期:848万円(平均年齢:42.1歳)
この年収の上昇は、小島和人さんの経営改革と人材育成戦略が功を奏した結果と言えるでしょう。
また、高砂熱学工業の初任給も業界トップクラスの水準を維持しています。
2025年入社の大卒の初任給は270,000円、修士卒は285,000円となっています。
これは2024年入社と同等であり、高い初任給を維持していることがわかります。
まとめ・小島和人の経歴や学歴は?山梨大学卒で現場所長から高砂熱学工業の社長!
小島和人氏の主な業績は以下の通りです
- 27歳という若さで現場長を務め、実務能力を発揮
- 「タカサゴ・アカデミー」を設立し、環境クリエイターの育成を推進
- 社員の平均年収が1,029万円
- カーボンニュートラル事業の推進
- 宇宙ビジネスの参入(月面用水電解装置の開発)
小島和人さんは、現場長から始まり、高砂熱学工業の社長に上り詰めました。
環境クリエイターの育成、育成社員の能力開発と給料アップを同時に実現しています。
さらに、宇宙ビジネスへの参入など、従来の空調設備業界の枠を超えた挑戦を続けています。
社員の平均年収1,029万円という驚異的な数字は、小島氏の人材育成への投資と、新たな事業領域への挑戦が実を結んだ結果と言えます。
小島和人さんの経営哲学と高砂熱学工業の決意は、日本企業の新たなロールモデルとなる可能性を秘めています。
環境技術と人材育成を軸に、持続可能な成長を実現する今後の展開に、今後も注目が集まりそうです。
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